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10/14 i-Conオンラインセミナー (ご質問とご回答)

2021年11月01日

R3年10月14日に行いましたi-Conオンラインセミナーのアンケートに

お寄せいただきましたご質問と、ご回答は下記の通りになります。

ご質問をいただきました受講者様、及びご回答くださいました講師の方には

心より感謝申し上げます。

 

① 【川田テクノシステム株式会社 上田様へのご質問】

V-nasClairでGEORAMAまたはその他のV-nas以外のソフトで作成した

3D地質モデルを読み込んで設計業務を行われた事例はありますでしょうか?

↓↓↓↓

【上田様よりご回答】

他社製品で作成した3D地質モデルに関しては、そのソフトでdxfやdwg出力

したものをV-nasClairで読み込む、もしくはLandXML出力したものを

i-ConCIM_Kit(V-nasClairのオプションソフト)で読み込むことになります。

他社製品GEORAMA、MakeJiban(五大開発)からの出力をV-nasClairに読み込み

活用して頂いております。

またV-nasClairではオプションソフトである「GEO_Kit」を用いて

3D地層モデルの作成が可能です。

 

 

 

② 【株式会社守谷商会 刈間様へのご質問】

ICT施工の費用対効果はありましたか?

また、同じような工事を受注した場合、設計計上されていなくてもICT施工を選択しますか?

↓↓↓↓

【刈間様からのご回答】

・近隣で同種工事を3件実施していますが、いずれも十分な利益を上げています。3D設計を建機メーカーに外注していた場合、

利益の何割かは減ります。連続でICT土工工事が受注できれば、投資は回収できると思います。

・設計計上されない場合について

掘削系の工種なら有りと考えます。比較的データ作成も簡単ですし、施工管理面や工程面でのメリットがあるので、

トータルで元が取れる可能性があります。ボリュームがあれば、検討の余地はあると思います。

盛土系の工種なら無しと考えます。転圧管理システム等の費用も掛かるので、

設計で見てもらえないと完全に赤字になります。

 

 

③  【株式会社守谷商会 刈間様へのご質問】

ドローンレーザーによって3D測量を実施しているようですが、施工範囲内には植生がなく

UAV写真測量の方が測量精度が高いと思われます。測量精度についてはどのようにお考えですか。

当社では、植生や地形条件によって地上レーザー測量、UAV写真測量、

ドローンレーザー測量を使いわけております。

↓↓↓↓

【刈間様からのご回答】

ドローンレーザーは使っていません(所有もしていません)。

主にDJIファントム4 Proを使っています。精度は十分に出ています。

今回の現場では、地形等からUAV写真測量が適すると判断し、使用しています。

地上レーザーは、ドローンが飛ばせない場合、架空線・高圧線を撮りたい場合、

構造物を撮りたい場合、に使っています。

ドローンレーザーは、災害時や広範囲の測量に威力を発揮するというイメージです。

 

 

以上になります