2019年9月12日、
長野市若里市民文化ホールにて
「情報セキュリティセミナー2019
~ICTの活用が推進される建設業界!今すべきセキュリティの見直しと意識改革~ 」を
開催いたしました。
当日ご参加いただきました皆様、
また貴重な講演を賜りました講師の皆様誠にありがとうございました。
セミナーの様子は以下からご覧ください。
[第一章] 情報セキュリティって何?
-情報セキュリティについて‐
講師:長野県企画振興部情報政策課 情報システム係 主事 木下 裕介 氏
☆情報セキュリティの定義から、情報漏えいの防ぎ方、日常の中で気を付けるべきセキュリティ対策に
ついて分かりやすくお話しいただきました。
情報セキュリティのA「あたりまえのことを」 B「ばかにせずに」 C「ちゃんとやる」
意識をし行動に移していきたいと思いました。
[第二章] ICTにおけるセキュリティ意識の改革と防げる被害・その方法について
-プライバシーマーク運用を井通しての個人情報保護‐
講師:株式会社 みすず綜合コンサルタント 個人情報保護責任者 増澤 宗 氏
☆(株)みすず綜合コンサルタントは
平成11年にISO9001、13年にISO14001を取得、翌14年にプライバシーマーク認定付与に至る
情報セキュリティマネジメントに早くから取り組んでいる会社です。
Pマークでの社内の取り組みや、この業界で普段取り扱う個人情報などについてお話しいただきました。
-最新のセキュリティ脅威に対する個人及び組織の対応策‐
講師:富士通 株式会社 槇田 翔一 氏
☆2017年JALが被害を受けた詐欺事件、2018年平昌オリンピックでのネットダウン等
近年の大きな事件を取り上げ、どのような経緯で何が問題で事件が起きたか、分かりやすく
ご説明いただきました。
ブルートフォース攻撃に関しては、3秒であけられてしまうパスワードから1000万年かかるパスワードがあり
パスワードを複雑にすることで不正アクセス被害の可能性を減少できる。私たちもできる対策だと感じました。
[第三章] 長野県警察からのお知らせ
-サイバー犯罪の情勢について‐
講師:長野県警察本部 生活安全部 生活環境課 サイバー犯罪対策室 警視 両角 博 氏
☆標的型攻撃メール、ビジネスメール詐欺、偽サイト・詐欺サイト、メッセージ詐欺、架空請求などについて、具体的な被害例および
相談件数と検挙数をお聞きしました。
実際の詐欺電話の音源をお聞きすると、いかに巧妙に金銭を支払わせるよう誘導していくのか、恐ろしくなりました。
「被害に遭われた場合、警察は犯人を逮捕することはできるが、ご自身の被害や名誉を取り返すことはできません。自分で注意し身を守ることを
心がけてください」との言葉に、身が引き締まりました。
以上、とても有意義な講習会となりましたこと、お礼を申し上げます。
受講者様、講師の皆様ありがとうございました。
また今回の講習会開催に当たり、ご周知にご協力いただきました各共催団体様及び
長野県県民文化部県民協働課様、長野市民協働サポートセンターまんまる様、ご協力ありがとうございました。